馬は体がとても大きいので、初めは怖いと感じるかもしれません。
でも、本当はおとなしく、やさしい動物です。
馬のことをよく知り、言葉がなくても馬の気持ちを理解してあげられるようになりたいですね。

馬の特徴をいくつかご紹介します

これぞホントの野次馬( ´∀` )

興味津々で集まってくる馬たち            これぞホントの野次馬( ´∀` )

馬の性質とても臆病な動物です。見たことのないものや大きな音、突発的な動きなどはとても怖がります。
草食動物として逃げ足しか武器を持たない生き物ですから、野生で生きてい上では必要不可欠な能力ですね。
個体差はありますが、人が大丈夫だと教えていくことで少しずつ慣れていきます。

馬の目は横についているので、視野の広さは350度もあり、後ろまで見ることができます。
ただ、真後ろだけは見えないので、急に後ろを横切ったりすると驚いて蹴ってくることがあります。
悪意はなく、あくまでびっくりしての本能的動作です。
また、夜行性ではありませんが、夜でも見えます

馬の耳はとてもよく聞こえます。

京夏とポテトごあいさつ💛

ごあいさつ💛

そのうえ、くるくるといろいろな方向に動くので、違う方向からの音も同時に聞き取ることができます。
た、音を聞く以外に、耳の動かし方には気持ちがよく表れます。耳をピンと立てて何かをじっと見つめている時は見慣れないもの、音などに注意を払っている時ですし、耳を後ろに伏せている時は怒って警戒しているので、初心者の方は近寄らない方が無難です。

馬の鼻においをかぎ分ける能力に優れています
だから、においをかいでお母さんを見つけたり、自分の仲間だと理解します。
馬同士が鼻を突き合わせてにおいをかぎ合うのは挨拶のようなものです。

お昼寝中 アトラス

お日様の下で思わずウトウト

馬の体温は37.5~38.0度くらいで人間より高めなので、触ると温かく感じます。
馬とかかわる人がこの温かみによって安らぎや癒しを感じ、精神的にもよい効果を生み出すことが報告されています。
人と同じように汗をかくことで体温調節をしているので、夏場などは特に、運動するとたくさんの汗をかきます。
寒さには強いですが、暑さは苦手なので、汗をかいた後は冷水でしっかり洗い流し、体を冷やしてやることが大切です。

・馬は立ったままでも寝ることができますが、安心していると足を曲げてうずくまるようにして寝ます。
さらに、頭も地面に着けて横になっている時は、リラックスしてとても深い眠りです。

ボールで遊ぶ京夏

こう見えてもまだまだ仔馬 ボールにも興味津々♬

馬が横になって眠るのは1日約3時間ほどです。

・馬は危険を予知する能力や、馬に乗っている人の気持ちを感じることができるといわれています。
記憶力がいいので、自分にとっていいことも悪いこともよく覚えています。
一度怖い目に合うと、長い間同じような場面で突然驚いたり怖がったりすることもあるため、かかわる人が大丈夫だよと声をかけてやりながら安心させてやる必要があります。
反対に、乗せてくれたご褒美として毎回ニンジンなどのおやつをあげていると、馬にとっても楽しみとなり、レッスンの後にはちょうだいと催促してくるようになります。

・馬は気分がよい時や汗をかいている時など、放牧するとゴロンと砂浴びをします。
水たまりがあるとわざわざそこへ行って寝っ転がる馬もいます。

砂浴びする馬

日課の砂浴び♪

人間にとっては泥だらけになることは汚れるイメージですが、馬にとってはダニなどの寄生虫を払い落とし、体をきれしいに保つために行う大切な行為なのです。

・馬がお母さんのおなかの中にいる期間は約11か月です。
生まれた時の体重は、品種にもよりますが、サラブレッドで約50~60㎏
生まれてから30~90分ほどで立ち上がります。平均寿命は25歳ぐらいと言われています。

 

 

 

 

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